車庫のサイズ🚙3
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
引き続き、家づくりの基礎知識は
「車庫のサイズ」
について。
◆車のサイズによる考え方
軽自動車のサイズは、 ほぼ似通っているものの、 小型自動車(2000cc以下)や 普通自動車のサイズは、 かなり違っているのが実情です。
たとえば、 同じ小型車クラスのサイズを比べた場合でも、 トヨタのプリウスは 全長4540mm×全幅1760mm、 日産のノートは 4100mm×1695mm、 ホンダのフィットは 3955mm×1695mm となっています。
いま実際に乗っている車、 あるいは将来乗りたい車の サイズを考えることも必要ですが、 一般的には 車の全長に 80cmを加えた奥行き、 車の全幅に 130cmか110cmを加えた幅が、 車庫の最小限の広さとされています。
そうすると、 上の駐車場整備推進機構による 「最低必要なスペース」ぎりぎりでは、 ちょっと厳しいケースも多いでしょう。
さらに車を2台、3台と 駐車したい場合であれば、 それなりの車庫幅が 必要になるということになります。
◆法定の車庫サイズはありません
車庫のサイズについて 法律の規定はありませんが、 国土交通省による 標準駐車場条例 (一定規模以上の建築物の 駐車施設について定めたもの)では、 「駐車台数1台につき 幅2.3m以上、奥行5m以上」 をモデルとしています。
ちなみに、 車いす利用者のための駐車施設は 「幅3.5m以上、奥行6m以上」です。
また、 スペース内にきちんと車を停められ、 乗り降りに支障がなければ 車庫証明も取得できるため、 かなりぎりぎりのサイズでも 問題はないとされます。
しかし、 実際の運用にあたっては 申請先の警察署によって違いもあるようです。
少しはみ出していても まったく問題がなかったという 事例がある一方で、 東京都新宿区では、 奥行が5cm足りないという理由で 車庫証明を取得できなかった事例があるので、一概に大丈夫とは言い切れないようです。
明日はその他考慮する点についてお伝えします!(^^)!