涼しい庭の作り方🎐④
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
引き続き、賢い家づくりの基礎知識
「涼しい庭」についてです。
◆涼しい夏の庭づくりは「日本古来の知恵」を参考に
では家の中を涼しくする庭とはどんな庭でしょうか。
日本古来の庭づくりには、夏を涼しく過ごすための工夫が凝らされていました。
江戸時代の大名屋敷の庭園には、自然を模した山や森や池が作られ、
心和む空間であったとともに、庭の中で自然な対流が生まれ、
真夏の暑い日でも水辺に立つと、そよそよと涼風を感じられたと言います。
日本庭園では定番の苔も、地面の温度を下げるのに役立っていました。
昔の昭和の日本の民家では、庭に小さな池を作り、まわりに草木を植えて木陰にし、
その水を冷たく保つ工夫をしている家が多かったです。
木陰や冷たい水辺を抜けて吹いてくる風は気持ちよく、見た目にも涼感たっぷりでした。
また池には縁日ですくった金魚を入れ、ボウフラが沸くのを防ぎ、
冬になれば水を抜き、中に寒さに弱い植木鉢を入れてビニールをかぶせて簡易温室にする、
というような生活の知恵もありました。
このような知恵は、今の暮らしの中にも活かすことができます。
そこで現代の庭でも取り入れやすい、暑い夏を涼しくする庭のポイントを、ご紹介していきます。