コロナ禍で住宅ローンに不安を感じたら3
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
賢い家づくりの基礎知識
「コロナ禍での住宅ローン」について。
本日が完結編です。
◆収入が戻った、家計が改善したら⇒返済方法を再度見直すこと
3000万円を固定金利1.5%、毎月返済のみ(元利均等)、
35年返済で借り入れ、2020年5月から返済が開始したケースで試算してみると、
もともとの毎月返済額は、約9万2000円、総返済額は約3858万円です。
これを15年返済延長すると、毎月返済額は約7万1100円に減らすことができます。
ただし、総返済額は約4266万円と、当初より、408万円増えることになります。
借入時の年齢にもよりますが、定年退職までには完済したいと考えて、
住宅ローンを組む世帯が多く、15年延長となると、定年退職後も住宅ローンの返済が続くことになってしまいます。
そうならないためには、家計が改善したら、返済方法を元に戻す、
再度見直しをすることも、忘れないでほしいことです。
新型コロナウイルスがいつ終息するのか、収入はいつになれば元に戻るのかはわかりません。
金融機関への相談が今後増えてくることも予想されます。
審査にも一定の期間がかかりますから、本当に苦しくなってからではなく、
早め早めに、金融機関に相談をするようにしましょう。