光触媒コーティングとは?2
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
今回の家づくりの基礎知識は、
「光触媒コーティング」についてです。
本日は、
「触媒」、
「光触媒」、
「二酸化チタン」
という3つの言葉の意味について。
●触媒
「触媒」とは、化学反応の際に、
それ自身は変化せずに他の物質の反応を促進させる物質です。
●光触媒
「光触媒」とは、
自然光や人工照明などの光エネルギーを吸収して
触媒作用を発揮する物質の総称です。
数ある物質の中でも「二酸化チタン」が
光触媒として最も優れていると言われています。
●二酸化チタン
「二酸化チタン(酸化チタン)」とは、
食品や化粧品、日焼け止め、歯磨き粉など、身近なものに多く使用されている
白い粉末状の物質です。
光を受けることにより、「酸化分解」と「親水性」という2つの作用を発揮します。
「酸化分解」は有機物や細菌などを分解する作用です。
「親水性」は水分が馴染みやすくなる作用です。
この「親水性」作用により、「二酸化チタン」と汚れの間に
雨水などの水分が入りやすくなるため、油汚れなどの強力な汚れも
流れやすくなります。
光触媒コーティング施工では、この「二酸化チタン」を
主原料とした液状のコーティング剤を塗布していきます。
施工部分に太陽光や照明などの光が当たると、
対象物の表面に付着した有害物質が光触媒作用によって
次々に分解されていくため、抗菌・防臭効果や
セルフクリーニング効果などが期待できます。
それでは、光触媒による効果やメリットについて次回お伝えしていきます!