光触媒コーティングとは?3
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
今回の家づくりの基礎知識は、
「光触媒コーティング」についてです。
本日は、光触媒コーティングの効果やメリットについて。
◆光触媒コーティングの効果・メリット
光触媒コーティングにより得られるメリットとして、
主に以下の3つが挙げられます。
・衛生面でのさまざまな効果が期待できる
・あらゆる場所に施工できる
・長期的に効果が持続する
光触媒コーティングを施工することで、環境浄化に関する様々な効果が期待できます。
主な効果は3つとなります。
・衛生面でのさまざまな効果が期待できる
●抗菌・抗ウイルス効果
先述したとおり、光触媒には有機物を分解する作用があります。
細菌やウイルスといった有害物質を分解・無害化できるため、
人が頻繁に触れる部分をコーティングしておけば、
高い抗菌効果が期待できるでしょう。
また、空気中に浮遊している有害物質も施工面に触れることで不活性化されます。
室内全体にコーティングを施しておくことで、空気清浄効果も見込めるでしょう。
●消臭効果
消臭効果の高さも光触媒コーティングの魅力の1つです。
光触媒は、アンモニアやアセトアルデヒドなどの悪臭物質を分解除去してくれるため、
タバコの臭いやカビ臭、生ごみ臭など、気になる生活臭の消臭にも有効とされています。
玄関やキッチン、トイレなど、イヤな臭いが出やすい場所の
臭い対策として導入するのもおすすめです。
●防汚効果
光触媒コーティングを施工した部分は、「酸化分解」作用によって
汚れが付着しにくくなり、さらに「親水性」作用によって汚れが落ちやすくなります。
例えば、外壁にコーティングを施しておけば、
雨水によって自動的に汚れが洗い流されます。
セルフクリーニング効果が得られるため、メンテナンスの負担軽減にもつながるでしょう。
また、光触媒にはカビを抑制する効果もあるため、浴室や洗面台といった
カビが生えやすい水回りへの施工にも向いています。
・あらゆる場所に施工できる
光触媒コーティングは、基本的に屋内・屋外問わずどこにでも施工が可能です。
壁や天井、浴室、トイレ、家具、カーテン、ガラスなど、
住宅内のあらゆる場所をコーティングできます。
無色透明のコーティング剤を使用することが多いため、
施工場所の色を気にする必要もありません。
住宅以外では、オフィス、商業施設、宿泊施設、
飲食店、バスやタクシーの車内、遊園地のアトラクションなど、
多種多様な場所に導入されています。
また、食品添加物にも使用されており、人体に悪影響はないとされている
「二酸化チタン」が主原料となっていることから、
保育園や幼稚園、介護施設といった福祉施設への施工事例も発表されています。
・長期的に効果が持続する
光触媒コーティングは、コーティング剤が剥げない限りは
半永久的に効果を発揮し続けます。
あくまでもコーティングなので3~4年に1回のメンテナンスは必要ですが、
数年単位で効果が持続するというのは大きなメリットと言えるでしょう。
沢山のメリットが挙げられる光触媒コーティングですが、そのデメリットについてもお伝えしていきます。