コロナ禍で住宅ローンに不安を感じたら2
こんにちは!広報担当岩井です(^^)/
引き続き賢い家づくりの基礎知識
「コロナ禍での住宅ローン」について。
◆返済期間の延長、返済額の減額、ボーナス返済の見直しなど返済方法の変更を行う
具体的に、どんな返済方法の見直しができるのか、「フラット35」の場合を見ていきましょう。
返済方法の見直しにあたっては、
・年収が年間総返済額の4倍以下、
・収入減少割合が20%以上
といった条件があります。
●返済特例
返済期間を最長15年延長することで、毎月の返済額を減らすことができます。
最長3年、元金据置で利息のみ支払うという方法もあります。
ただし、最終的な総返済額は増えますので、注意が必要です。
延長した場合、完済時の年齢は80歳が上限です。
●中ゆとり
一定期間の毎月返済額を減らすことができます。
減額期間終了後は、毎月返済額が増加し、総返済額も増えます。
勤務先にもよりますが、収入減が一時的なもので企業活動が再開されれば収入が元に戻る、というケースでは、
期限を決めて返済額の減額という方法がいいでしょう。
●ボーナス返済の見直し
「ボーナス返済分を減らし、毎月返済分を増やす」
「ボーナス返済をやめ、毎月返済のみに組み直す」
といったボーナス返済の対応も可能です。
ただ、この場合、毎月返済額が増えますので、それに対応できるのか、という点には注意が必要です。
返済方法の見直しは、同時に組み合わせることもできますので、それぞれの家計状況に合わせて、
どういう見直しが最適なのか、金融機関と十分相談するようにしてください。
上記が具体的な返済方法の見直し案です。では、その後家計が改善した場合どうすれば良いのか?明日に続きます。
