蓄電池の種類②
こんにちは!広報担当岩井です。
今回の家づくり基礎知識は、
「蓄電池の種類」
についてお伝えしています。
◆蓄電池の種類
家庭用蓄電池の素材の種類をお伝えします。
昔は、鉛電池が主流でしたが、現在は、リチウムイオン電池が主流となっています。
●リチウムイオン電池
リチウムイオンの蓄電池は小型化しやすいことと充電と放電を繰り返しても劣化しにくいことが特徴です。
電圧が高くエネルギー密度も高いのが小型化しても高い電圧を供給できる理由です。
急速充電や継ぎ足しの充電が可能であり、充電の状況を管理しやすいのも特長です。
現在の家庭用蓄電池は、ほとんどがリチウムイオン電池となっております。
価格は、鉛電池より高くなりますが、年々、普及が広がるとともに価格も下がっています。
●鉛電池
鉛電池は、産業用蓄電池として歴史があり、10年以上前から、家庭用蓄電池として実績があります。
特長は、安定して放電できる点です。
価格が安いのも特徴です。
デメリットとしては、劣化しやすく寿命が短い点です。
また、家庭用の蓄電池としては大型で重くなります。 電解液が有害で処理の問題もデメリットです。
●ニッケル水素電池
リチウムイオン電池が普及する前は、家庭用蓄電池としてよく採用されていました。
過充電や過放電に強く、気温にかまわず使用できます。
安全性も高いのですが、寿命も短く、家庭用蓄電池としては、需要は少なくなっております。
●NAS電池
NAS電池ナトリウム硫黄電池の略で、長期寿命で小型化できるので特に産業用蓄電池として注目されています。
ナトリウムや硫酸が、危険物となり、安全性の面で、家庭用で普及しづらいです。
様々な種類がありますが、
現在の家庭用蓄電池は、ほとんどがリチウムイオン電池となっております。
明日は、 家庭用蓄電池の設置方法についてお伝えしていきます!