住宅ローンの疾病特約は、金利と一緒に比較しましょう!①
こんにちは!広報担当岩井です。
今回の賢い家づくりは、
「住宅ローンの疾病特約」
についてです。
◆団信の疾病特約のデメリット、メリット
まず、団信とは
正式名称を「団体信用生命保険」といい
住宅ローンの債務者が、死亡や高度障害になった場合に備えた保険のことをいいます。
万一の場合
その時点の住宅ローン残高が保険金として
住宅ローンの債権者である金融機関に支払われることになります。
そのため、債務者の家族は住宅ローンの返済を免れ、
安心してマイホームに住み続けられるという仕組みになっています。
最近では、死亡や高度障害になった場合のほか、
がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病をはじめ、
さまざまな病気やけがによって一定期間働けなくなった場合にも、
住宅ローン残高が0円になるような疾病特約が登場しています。
では、疾病特約を付けた場合のデメリットとしては
例えば、
3000万円を借入期間25年、金利1%、
月々11万3061円の返済となるところ、
疾病特約で金利が0.2%上乗せされるケースの場合、
金利が1.2%、となり
月々11万5798円の返済となるため、
約3000円の負担増となることです。
しかし、一般的な終身がん保険
(診断給付金100万円、入院給付金日額1万円)の保険料が、
40歳男性の場合、3000円前後必要と
なることから考えると、金利が上乗せされ
月々の支払いが増えた以上の保障を受けられるといったメリットがあるともいえます。
そこで、さまざまなけが・病気に対応する疾病特約を
金利上乗せなしで利用できたり、
わずかな負担で付けられたりするため、
具体的な疾病特約の内容について、
どんなものがあるのか確認していきましょう。