固定金利とは?③
こんにちは!広報担当岩井です。
今回の賢い家づくりは、
「固定金利」
についてです。
◆変動から固定へ
固定金利は返済計画が立てやすく、変動金利は金利が低いのが特長とお伝えしましたが、変動金利は、景気によっては金利が高くなるリスクがあります。
しかし、変動金利の返済期間中に固定金利に変更可能な住宅ローン商品も金融機関によっては存在します。
一定の条件を満たすことが必要となりますが、変動金利の返済中に固定金利に変更することが可能なのです。
一般的には、変動金利から、固定金利に変更する場合は、借り換えを行います。
しかし、借り換えの場合は、借り換え先である金融機関での改めて審査が必要であり、また、時間と労力がかかってしまいがちです。
現状の金利では、変動金利は低いが、将来的に固定金利の選択も視野にある場合は、こちらの住宅ローン商品も検討しましょう。
◆まとめ
固定金利・変動金利などそれぞれの特徴をお伝えしてきましたが、最後に審査についてです。
住宅ローンを利用する方の中には、先に変動金利の審査を受け、審査に通らなかった場合に、固定金利を選ぶというケースが少なくありません。
これは、住宅ローンの種類と金利の傾向に要因があります。
もっというと民間の金融機関(銀行)とフラット35が関係しております。
フラット35は、民間の金融機関に比べると、審査が通りやすく、金利は高めに設定されております。
逆に、変動金利は、金利が低いのですが、審査が通りにくいのです。
従いまして、住宅ローンを利用する場合、変動金利の審査を受け、通らなければフラット35を選択するというケースを検討しましょう。
変動金利型は、景気が良くなれば金利が高くなるというリスクがありますが、
日本経済の停滞と日銀のゼロ金利対策のため、現状では、固定金利より変動金利が高くなる可能性はかなり低いと考えられます。
家づくりは、一番大きな買い物のひとつです。
住宅ローンを利用する場合は、家づくり=住宅ローンが人生で一番大きな買い物となります。
ですので、後悔のないご自身が納得する住宅ローンを選びましょう。